こんにちは。ツシマアキラです。
今回は『返報性の原理』という面白い心理学のお話をします。
これはいったいなんなのかと言いますと、
人は、先に何かを与えられると「お返ししなきゃ」と思ってしまうこと
これを返報性といいます。
これはメルマガなどで情報発信をやっている時に
めちゃくちゃ使えるテクニックで、
結論
情報の出し惜しみはNG
読者が欲しいと思っている情報を無料でどんどん与える
ということです。
こうすることで、
「もらったからお返ししなきゃ」
という返報性を活用して
あなたが売りたい商品の
成約率を高めることができるのです。
この原理を使っている人は儲かっています。
僕も初めは、有料級の情報出したら
「教材のネタがなくなっちゃう」
と思っていた時がありました。
その時は全然売れなかったですよ。
そのたんびにメルマガ書き直したりリライトしたり
していたのですが・・・
今思えば、
読者が欲しい情報を提供できていなかったなあ・・・
と思うのです。
そこで、この原理を知って、
教材内容の一部をどんどん出して
無料プレゼントをしていきました。
そうしたらセールス前にもかかわらず
「コンサルやってますか?」
「何か教材ありますか?」
って読者から聞かれたりして
もうそれはびっくりしましたよ。
「え、まだセールス前だよね・・・」
嘘っぽいかもしれませんが本当の話です。
よくよく考えてみれば
これが返報性の原理なんだなあって実感しました。
身近な返報性
極端な例を出しますと
今もし僕があなたに突然「1 万円を貸してください」
といったらどうでしょうか?
どこの誰かも分からないから答えは No ですよね。
本当に信頼している人でなければ 1 万円は貸せません。
ですが、
街を歩いていて僕があなたにジュースをおごるとします。
「ジュース買ってあげるよ」と炭酸とかお茶とかおごります。
そのあと街を歩いていて自動販売機の前で私が「お金貸してくれる」といったらどうでしょうか?
先に与えてから
「急用があってどうしても 1 万円が必要で…。
来月には返すから 1 万円貸してくれる?」
このときあなたは1万円を貸しますでしょうか?
No という人もいるでしょうが貸してくれる確率は
かなり上がったことでしょう。
先の例とどう違うかというと
先に何かを与えたかということ。
これが返報性の原理です。
返報性のルールとは先に与えることで
相手は何かを返さずにはいられない心境になります。
先に無料で与えておいてそれを返してもらう。
ビジネスで言えばノウハウをたくさん与えておいてあなたの商品を買ってもらう。
これがマーケティング最大の秘訣なんです。
また、僕が今でも結構見ているマ◉ブチャンネルさんも、
自分の動画を著作権フリーにしています。
使用を許可することでファンが自分の動画を拡散してくれるので、
これも返報性の法則を利用しているのです。
先に与えることで相手に「何かしなければ」という心理にするのです。
またこの時とっておきの情報・テクニックを無料で配布すると良いです。
僕はツイートなどでも
お客さんに与えた10分の1が自分の収入と言いましたが、
与えなければ返ってこないのです。
情報の出し惜しみは絶対NGと言っているのも、
この話に直結します。
無料だからと言って情報を出さずにケチケチしている人は、
先に何も与えてないのでもちろん何も返ってきません。
だから、セールスしても全然売れないか、
思ったような成約が出せないのです。
だからこそ、あなたの読者。メルマガでもTwitterでも
無料サンプル、セミナー動画、レポート・・・
とにかく有益な情報をどんどん与えて、
お客様が求めているものを提供するようにしてください。
意外かもしれませんが与えた人の方が儲かるのです。
追伸
吸血コウモリっていますよね。
彼らは血を吸って生きているのですが、
必ずしも毎日おなかいっぱいに血を吸えるわけではありません。
そうすると上手く血を吸えなかったコウモリは
仲間の血を吸って分けて貰うそうです。
しかし中にはケチなコウモリもいるそうで
みんなで助け合っているわけでもないようです。
そうして吸わせてもらったコウモリは
かつて血を吸ったコウモリが吸わせて欲しい状況になったときに
自分の血を吸わせてもらうそう。
ですがケチで吸わせなかったコウモリには吸わせないのです。
このように、
コウモリですら返報性があるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事で伝えたかったことは
読者が欲しいと思っている情報を
無料でどんどん与える
ということです。
そうすれば、返報性の原理がはたらいて、
成約率が高まる
ということです。
ぜひあなたも取り入れてみてください。
では。
吸血コウモリのお話、とても面白かったです。
最初は、普段の生活の中だけでのお話と思っていましたが、ネットビジネスにもかかってくるのですね。考えてみれば、そうですね。著作権だったり、良いところで何か制限がかかっていたりすると結構がっかりしますし、もう二度とその人のブログもYouTubeも見ません。見返りを求めるといえば少し嫌らしいかもしれませんが、人間でいる以上それが特性であるので、踏まえて何事にも前向きに取り組みたいなと思いました。
人から何かをもらうと必ずお礼をと考えてしまうのは私も思います。どんな時でも何かもらったら気持ちとしていろんな物をお返しするのはビジネスとも似てますよね。ビジネスもお互いが良い利益を得ないと納得した良い仕事は出来ない。どちらかが損や納得出来ないとビジネスとして成立していかない。やはり何かのビジネスをすりにも簡単な事ですが、日々の積み重ねなのかもしれないですね。